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2005/10/28

M7CLここは緊急に改善するべき

GEQの操作時、スライダーがCentralogic部のフェーダーに展開されるが、どのフェーダーがどの周波数か激しくわかりにくいです。これはLCD下部にラベルが表示されるべき。っていうかそれがCentraLogicのお約束のはずと思うのであります。

あと、任意のチャンネルの任意のパラメータを複数のシーンに一括ペーストするあの素晴らしい機能が端折られているのは解せない。ぜひ搭載を希望します。

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YAMAHA M7CL 納入猿。

有限会社パブリックアドレスはヤマハが発売したデジタルミキシングコンソール「M7CL」を世界に先駆けて導入したことをここに発表します。M7CLの導入によってより高品質な音響サービスの実現と、運送コストや設営コストの削減が可能になり、つまりまぁとても嬉しいわけです。ほんとに。
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というわけで3ゲットォォォォォォォ。

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そして4様。

(量産型壱号機と弐号機はデモ機)

さて、さっそく納入されたM7CLの裏側に迫ってみたいと思います。

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2005/10/26

10月も半ばを過ぎて

10月11日ごろのこと。弊社所有の30機のVRX932LAのうち73%を幕張方面の東京モーターショー戦線に投入した。
そのうちの19%はレンタルとして機材のみの提供、残りの81%は渾身の仕込と調整を行ったような気がするが当時の記憶は早くも薄れている。いつも手伝ってくれるKさん、Mさんありがとうございます。ざっと他ブースの仕込みを見学。Nexo PS15多目。少し前はEV SXが多かったのだが。

場所は変わって江戸ビッグサイト、温存していた残り27%のVRX932LAを吊りこむ。N研究員が現場に張り付く。気がつくと給料支払日。11月の仕事の打ち合わせ、プラン作成が溜まりまくっている。頑張らんといかんかも。逝きたかったNTシリーズの発表会は打ち合わせのためパス。
T社のK保さんからメール。なんとL社製品の代理店が変わるという。T社K保さんのサポートは地味ながらも確かな知識に裏づけされていて結構ポイント高かったのだが。ありがとうございました。これからもよろしく。

本日はA社S木さんの依頼で品川ステラボール(ホールじゃない)にLake Mesa EQと測定セットを持ち込んでてチューニングする。スピーカーチューニングのみの仕事も承ります。チューニングで煮詰まり気味のオペレーターの皆様、機材のポテンシャルをより引き出したい小屋の皆様、いかがですか。

会社よりYAMAHA M7CLが納品されたとの連絡が入る。2台ほど。人がいなくて開梱出来ないとのこと。うぉーー見たい触りたい撫でたい。

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2005/10/15

忙しくなってまいりました

東京モーターショーに持っていくDM1000をちまちまと設定する。
Ver2になって痒いところにフェーダーが届くようになりましたね。ほんと。

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2005/10/14

M7CLのココが惜しい。でもきっと買いそう。

ってことで勝手に書いてみます。3年後ぐらいにいくつか実現すればよいなぁ。

・ポット・ヒットによるOverView/SelectedChannel画面のフリップフロップ切り替え
Selected Channel 部の任意のポットを押すことで、OverView画面とSelectedChannel画面を行き来できるようにしてはどうか。現状はSelectedChannel画面への一方通行で、OverViewに戻るには数十センチ離れたナビゲートキーを叩くしかないようだ。FlipFlop動作にすると「どのBlockのOverVIewに戻るか」を明示的に指示できないというロジック上の不備があるのが問題かも知れない。もちろん現在CentraLogicに呼び出されているブロック=直前に表示されていたOverView画面に戻るわけだから問題ないとは思う。

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Gunness FocusingはPAスピーカー技術の3大発明に入るか

PAスピーカー技術の2大発明は、精密.なコンプレッションドライバー(WE555等 1920's)と、モジュラー型ラインアレイ(V-DOSC 1990's)だと思う。

今回、EAW社から発表されたDSPによるスピーカーの精密補正技術、Gunness Focusing は、それらとならぶ大変重要なものではないだろうか。

過去のチャンネルデバイダ、最近の言い方ではスピーカープロセッサが、スピーカーの特性をマクロ的に測定して補正していたのに対し、Gunness Focusingはよりミクロ的に測定し、エラーの発生原因を解析した上で精密かつ積極的に補正する技術といえる。

それはおそらくこういうことだろう。ホーンの開口端や断面変化の境界で起こる反射はフェイズプラグ側で再反射することでホーン鳴きと表現される共振となる。この共振の結果を周波数特性に生じたピークとして捉え、これをEQでカットするのが過去の技法だ。

それに対してホーン端側からの反射波をフェイズプラグ出口で打ち消すべく、その到達時刻にあわせて反射波の振幅、位相特性を加味した逆極性信号を再生することによって共振を防ぐ。また、コーントランスデユーサーの振動版内部で発生する共振についてもエッジサラウンドからの反射がボビンとコーンの接合部に戻ってくるタイミングで打ち消しを行う。これがGunness Focusingのすべてでは無いにしても一部ではあるだろう。

この技術は、原理的には既存のほとんどのスピーカーに適用可能であること、特に現代のラインアレイモジュールに搭載された「ウェーブガイド」の多くが抱える問題に対する特効薬となる可能性があることに大きな意味がある。

ラインアレイモジュールのウェーブガイドは、非常に狭い垂直指向特性と、広い水平指向特性を同時に得ることが要求されている。多くは音経路の迂回を既存特許に抵触しないよう巧みに、あるいは苦し紛れに立体化することで実現している。結果として、断面形状や断面積変化が「ホーン」としての最適形状から大きく外れることになる。これが音質に与える悪影響には目をつぶっているのが現代のラインアレイだ。Gunnes Focusingによる補正はこれらの悪影響を相当に改善できるのではないだろうか。

EAW製の既存スピーカーの主要モデルについては、いづれGunness Focusing用のデータがリリースされるだろう。
しかし、スピーカーベンダーであるEAWが他社製スピーカー向けの補正データを開発することはアリエナイザーだから、他社製のスピーカーシステムのユーザーが同技術の恩恵にあずかれるかは、同技術がどれだけ巧みに特許で保護されているか(あるいはされていないか)にかかっている。各ベンダーの奮闘に期待したい。

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2005/10/09

EAWがデジタル卓を発表

今度はEAWがライブ用デジタルコンソール、UMX.96を発表した。
EAW傘下のMackieによる製品であることは明らかだが、コンシューマー/楽器マーケット向けのミキサーで認知度の高いMackieブランドではなく、業務用スピーカーのブランドであるEAWのブランド名を冠したことに、同社の意気込みを感じずにはいられない。

・48in、2段配列48フェーダー
・Fs 96K
・SmaartLive搭載(!)
・スピーカーマネージメント機能搭載
・超画期的なスピーカー補正技術、Guness Focusing搭載可
・15インチ大型タッチスクリーン
・機能により感触が変化する(?)ロータリーエンコーダ
・50,000ドル以下

ヤマハがEAWの牙城である設備スピーカに殴りこみを掛ければ、EAWはヤマハが得意とするデジタル卓の分野に真っ向勝負の製品をぶつけてくる。しかもEAW独自の技術資産を巧みに搭載することで「ヤマハ以上」な部分をきっちりと実現しているところが流石だ。EAW、最近勢いあるなぁ。面白いです。

Guness Focusingはスピーカー制御の大革新技術だ。これは近日中に別エントリーにて。

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2005/10/06

M7CLを見にヤマハの製品発表会へ逝ってきた

ヤマハの商業音響製品の発表会へ逝ってきた。
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自分のお目当ては圧倒的に新型デジタル卓、M7CLだがプレゼンは設備用スピーカーの新シリーズの紹介から始まった。しばらく前にスピーカーに強い人材を募集していたのはこれを売るためか。各種サイズ、広狭各種指向性取り揃えましたという、大手スピーカーベンダーが当たり前にやっていることを当たり前にやりましたというラインナップだ。音も至極まともで国産スピーカーはどうも、、、という人も安心です。米国製だし。
未確認だが、このシリーズには先日発表されたNexoとの提携の成果は特に投入されていないようだ。

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IMG_5139bスピーカーに続いて軽く紹介された開発中のスピーカープロセッサ、SP2060。デジタルチャンデバとしてスタンダードな機能を搭載するものの、今から売るのに2in6outでは物足りなくないですか。まぁ安ければよいのですが。ヤマハならではのロジカルで操作性の良いメニュー構成を期待したい。


IMG_5143お待ちかね、M7CL登場。「エムセブンシーエル」と発音されていました。私は「エムナナシーエル」と読んでたのですが。あと、Centerlogic(センターロジック)じゃなくてCentralogic(セントラロジック)でした。お詫びして訂正します。


IMG_5144b一瞬だけ紹介された企画段階のレイアウト図。セレクテッドチャンネルと思われる部分が中央左に広い面積を占めている。中央部の8本のフェーダーは上部のLCDやエンコーダーとまったく整列しておらず、Centralogcのコンセプトがまだ固まっていなかったように見える。また、フレームは32ch、48ch、64chの3種類が検討されていたようだ。32chで25K、64chで35Kの謎の数字が見える。十分に意欲的な数字だが、実際に発表された数字はそれをさらに下回っている。頑張ってますね。

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CGによるラフイメージ。Centralogicやセレクテッドチャンネルが製品と同様の配置で表現されている。中央部と右側のインプットセクションの間に分割線が見える。DigiDesign Venuのような分割構成が検討されていたのだろうか。

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コンセプトや機能の紹介に続いてAc.G、Key/Vo.、Perc.の3人編成のユニットの演奏でデモが行われた。
実インプットフェーダーにはほとんど触れず、Centralogic部のみでオペレートしていた。中央部左の貴重なスペースが、かつての秋葉原駅周辺のように空き地なのがもったいない。上級機種では再開発されることを期待したい。

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