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2005/02/22

SST能力検定の結果をお知らせします

不合格です。
実技だけ再試験を受けてください。
その他は申し分ないです。

筆記 5者択一 100
   実技記述  90
      聴感  48
   実技試験 33

傷ついた。

実技試験というのは簡単なPAシステムをSmaartLiveで測定し、実際にEQでチューニングするというものだ。
マイクはスピーカーの前2mほどに立っており、その測定結果をもって「数箇所の平均値」と仮定するという前提だ。
チューニングはパラメトリックEQを2素子だけ使うことが許される。制限時間は10分。

さっそく測定してみるとざっと次のようなF特が観測された。

1.低域50Hzあたりに幅の狭いピーク。
2.低域から中低域(300-400くらいまでかな)に広帯域で小さな盛り上がり。たぶん3dBくらい。
3.中低域(200あたりだったか)にざっくりと大きなディップ。たぶん1octくらいの幅で少なくとも10dB。
4.高域(2K前後)に幅が狭い小さなピーク。3dBくらいか。

コヒーレンスは全帯域にわたってあまり落ちてなかったように記憶している。
おそらく課題として人為的なEQ処理もされているものと推測。

まず、まず、3.のディップを無視することを秒速で決定。このあたりは距離差にして1m前後、床反射の最初のキャンセル帯域であることが圧倒的に多い帯域だ。本来ならコヒーレンスもざっくり落ちている筈だが、課題ではあまり落ちていなかったようにも思う。でも無視。

2.のゆるやかな盛り上がりは切るべきと判断。入力をSwapし逆EQカーブを表示しながらQを大きく広げてキャプチャーした特性に精密に合わせる。
幅広いEQは音質を大きく左右するので慎重さが必要だ。しかし必要なら大胆に補正するようにしている。

次にあまり迷わずに1.の低域のピークを取りにいく。幅狭くカット。これでEQポイントは終わりなので、時間をかけてきっちりと合わせる。

あと2分くらいというときに、4.の高域ピークが気になりだした。フェイズカーブを見ると、なんとなく「ミニマムフェイズ」な特徴が見て取れなくもない。あぁ、これを取って欲しいのに違いないと判断。EQポイントは使い切っているので、低域の狭いピーク1.を捨てることに決定。しかし、ここで大きなミスを犯す。1.を削ったポイントをリセットして高域に使えばよいところを、2.の幅広EQをリセットして高域補正にシフト、1.のポイントを2.の中低域補正にシフトという2度手間を踏んでしまう。
終了時間が迫っており、高域補正、中低域補正とも十分な精度を出せなかったように思う。ちゃちゃっと合わせてちょうど終了。

さて、33点だそうである。精度が低いとかいう問題ではなさそうだ。
何が正解だったのだろうか?

まさかディップをどかっと持ち上げろとは要求しないであろう。それとも典型的な一次反射の帯域だという先入観にとらわれることを戒める課題だったのだろうか?確かにコヒーレンスは高かったように思う。あの課題に限っていえばEQで補正できるディップであったかも知れない。

低域、高域のふたつの狭いピークのうちどちらを補正すべきだったかは、やはり最初に決めたとおり低域を取るのが正解だったのだろう。ピークの高さは低域のほうが確かに大きかった。

いづれにせよ33点というのはおそらく満点の1/3であり、補正すべきと提示されたポイント2箇所のうち1箇所が当たっていて、補正すべきでないと提示されたをポイントを切ってしまっているのだろう。
無念というほかは無い。

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